2024年9月9日で、私の会社株式会社VITACEは創業25周年。個人事業の頃を入れると29年目になります。一足お先に今年の9月からはプレ25周年を1年かけて、お祝いというよりも整理整頓の時期としたいと思っています。

そして今回は企業の生存率についても触れてみますね。

ロゴも作っちゃいました!どこで使うか謎だけど

まずは風水ライフデザインスクールの方の氣質予報に登場させてみました。松岡紫鳳公式HPではあまり氣質予報について取り上げていませんが、画像または赤字の文字をクリックしたら9月のあなたの氣質予報が分かりますよ。ご活用くださいね。

創業からの社歴もまとめてみました!

創業時私まだ26歳だったんですよねえ。って毎回この話すると年齢分かりますけど、実際にもうすぐ51歳。人生のほぼ半分が経営者として生きてきました。他の人生のことはよく分かりません。個人事業を含めて四半世紀やってきたコツはなんですか?とよく聞かれますが「維持するコツは意地しかない!」とダジャレで回答しております。でもこれ本音。意地というか、絶対に辞めないと決めることってとても大事だと思います。

もちろん私も建設業はほぼしていない状態ですし、カフェや雑貨店も営んでいましたので、事業として辞めたものもありますし、移転も経験しています。しかし会社だけは続けると決めていました。何度も辞めた方がいいんじゃない?と言われるようなピンチを経験していますが、辞めないと決めたので変な話ですがやめるという選択肢がないので続けてきました。その結果が来年法人設立25周年です。

さて企業の生存率を考えてみました!

飲食店は創業1年で8割が潰れてしまう、創業10年持つところは1割ないなど、様々なデータが飛び交う企業の生存率。今回はちょっと真面目に調べてみました。

といってもこんな時は、そう、chatGPTということで裏付けは取らずにここにアップしておきます。下記はchatGPTの回答そのままコピペ。


日本の企業の生存率に関して、経済産業省や独立行政法人中小企業基盤整備機構などが統計情報を公表しています。以下はおおまかな生存率の推移を示すもので、正確な数字や最新のデータについては関連する公式統計サイトを参照することをおすすめします。

  • 創業1年目: 80% – 90% くらいが生存しているとされる。
  • 創業3年目: 60% – 75% 程度が生存していることが示されています。
  • 創業10年目: 30% – 50% 程度が生存していることが示されています。
  • 創業30年目: 生存している企業の割合はかなり少なく、10%以下かそれに近い数字が示されていることもあります。

会社の存続率は、設立して3年で65%、10年で6.3%、20年で0.39%、30年経つと0.025%といわれています。つまり、創業からわずか10年の間に9割近くの会社が廃業するということです。創業から30年も経つと、99%を超える会社が存続できていないことになります。(https://toma100.jp/media/company_life_rate/#:~:text=%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%81%AE%E5%AD%98%E7%B6%9A%E7%8E%87%E3%81%AF%E3%80%81%E8%A8%AD%E7%AB%8B%E3%81%97%E3%81%A63%E5%B9%B4,%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82)

こんなデータもありました。30年継続する会社は1割弱ということは言えそうですね。経済産業省のデータでは、個人事業主の方が法人よりももっと生存率は低い(潰れやすい)そうです。ま、確かに個人事業の方が設立も廃業も簡単ですもんね。

私もまだ30年は迎えることができていないわけですが、もう潰れないな!ということにはほぼ自信があります。同時に自分が生きてるかどうか、ここも問題にはなってきますが会社の存続に関しては問題ない体制になっています。

もちろん人生に何が起こるかは分かりませんが、潰れない理由として私が考えるものをシェアします。中には30年近く経営者をしてきたからこと比較できる時代の波も取り上げているので参考にしてくださいね。潰れない理由というよりも潰さないための取り組みとも言えるかもしれませんね。

会社を潰さないために(1)常に情報をアップデートする

これは絶対に必須だと思います。もうとにかく時代が早い。マッハかと思うくらいに。経営をするための様々な環境の変化、良い変化も悪い変化も含めてとにかくアップデート。私はデジタルが苦手だったのですが、もうそんなこと言ってられない時代ですよね。若い方はデジタルとの共存が当たり前の時代、私と同世代の経営者は微妙にデジタル敬遠している層もたくさんおられます。

苦手です。

と避けているともう事業継続は難しいと思います。また苦手で恐る恐る触っていてもうまくいかないものです。どう自分の事業に活用していくか、選択肢もたくさんありますよ。先に挙げたchatGPTもものすごく優秀な秘書、アシスタントにはなりますよ。

でもどうやって情報をアップデートするのか。とにかく誘われれば1回は参加する。これを30年近く継続してます。人見知りでもあるし、尻込みしたい気持ちにもなりますが、どんなピンチの時でも、誘われれば1回は参加することで情報をアップデートしてきました。好奇心は大事!

会社を潰さないために(2)固定費は下げる

私はデジタルは苦手ですが数字は大好きです。経理業務も得意です。こう話すとまたまた

数字が苦手です。

と敬遠する方や経理は会計事務所や税理士任せという方もたくさんおられます。でもね、会計事務所も税理士さんも経営はしてくれません。決算業務や確定申告を、税金計算作業にしないで1年間の反省や改善ポイントをあぶり出して翌年を良いものにしませんか?

その中でも固定費はとにかく下げる!経費の中には固定費と変動費というのがありますが、「固定費」はその月に売り上げがあろうがなかろうが必要なもの。家賃や最低限の光熱費なども含まれますよね。人件費も正社員として雇用していると固定費化されていきます。「変動費」は売上や仕入れなどと連動して上下するものです。

私は残念ながら(自分としてですよ)人を雇用するのが苦手です。困ってる人や弱っている人を見ると、ついウチで働きますか?と声をかけて、その後なかなか継続できないでいます。継続できない理由は双方いろいろありますが、気を使いすぎて自分が疲れちゃうというのも一つです。そんなわけで今も一人で会社を切り盛りしています。

その代わり、今良い距離感で正社員など雇用関係ではないものの、一緒に事業を盛り上げてくれる仲間はいます。この人たちにお支払いするボーナスは、「変動費」です。それぞれの頑張りに応じてお支払いする「変動費」ですので仲間が増えても「固定費」は増えません。

「固定費化した人件費」のもう一つの課題として、評価の難しさがありますよね。頑張りをどう評価していくのか。大きな組織の人事労務の方は本当に大変な課題だと思います。雇用される側にとっても、双方本当にフェアな評価というのは難しいものです。

ここのコツは「固定費を下げる」としていますが、会社を潰さない=継続させるコツは自分の経営スタイルを知ることだと思います。私は、人を正社員雇用するのは苦手。その代わり緩やかな関係性の中で、頑張ったら頑張っただけボーナスをお支払いする、そんな形の協力関係の構築が好きですし、得意だと思っています。その方が各自の能力を出し惜しみせず発揮してくれると信じているからです。

会社を潰さないために(3)会社を潰すという選択肢を放棄する

よくセミナーなどでもお話しするのですが「決断」とは「決めること」と「断つこと」がセット。会社の例えなら「継続すると決めた」ら「廃業するという選択肢は断つ」ことですね。そんな選択肢は捨てちゃうことです。そうすると迷いがなくなるので、道が見えてきます。

もうダメだと思えるような状況でも、廃業という選択肢はないのですから続けるためにどうしたらいいのか脳が必死で探すわけですね。この時大事なのは、何でもかんでも続けることが良いわけでもないということです。私の場合は「会社を続けるため」に「事業としては辞めたもの」や「移転したこと=閉店」などは選択してきました。

しかしここで固定費が大きすぎるとキャッシュが足りない状態となり、どんなに頑張っても継続が無理になっていきます。さらに情報がアップデートできていないと、続けるためにどうしたらいいのかが分からなくなるわけです。

また機会があれば詳しくお話ししたいと思いますが、あなたが起業家なら「あなたの会社を続けるためのアドバイス」には自信があります。起業セミナーが流行したり起業ブームなどがあったりしましたが、大事なのは続けることかなと思っているので起業したけどピンチ!そんな人はぜひメッセージをくださいね。

私も来年の25周年に向けて、この一年いろんな継続するための取り組みを行なっていきます。