1日参り、皆さんは行かれてますか?私は地元廣田神社さんへお参りしていますよ。

ご祭神は天照大神の荒御魂

廣田神社さんがお祭りされているのは、天照大神の荒御魂です。実は天照様をお祭りする神社はたくさんありますが荒御魂をお祭りしているところは少なく、ここ廣田神社とお伊勢さんの第一別宮「荒祭宮」が有名ですね。(無いわけでは無いですよ、でも珍しいと言われています)

廣田神社さんは古い神社で、京都の西にあることから私の住む地域は「西宮」と名付けられたという由来があります。地名の由来となる神社さん✨プロ野球の阪神タイガースが優勝祈願に来られることでも有名ですよ。

私は30歳を過ぎて西宮市甲陽園に家を建設したので引っ越してきて、廣田神社さんとご縁が結ばれました。ありがたいことですね。それ以来、初詣はもちろん1日参りはこちらに来させてもらっています。

そもそも荒御魂って?

神社によっては天照大神様をご祭神としているところもありますが、わざわざ荒御魂って表記してるのはなぜ?そう感じた方もおられるかもしれませんね。これは神道の一霊四魂という考えが元になっています。

神様含めて霊魂は、4つの魂の状態を持っていてそれが一つにまとまって霊(直霊/なおひ)となる、こんな感じです。

4つの魂の状態とは

  • 荒御魂(あらみたま)勇ましく猛々しいほどの原始的な力を持つ魂の状態、魂の核みたいな感じでしょうか。荒御魂にはパワーが強く、お願い事を叶える力も強いと言われています。陽の力みたいなものでしょうか。前に進む力、向上心なども意味しますよ。
  • 和御魂(にぎみたま)荒御魂と対をなす状態で、穏やかで平和、調和を意味します。陰の力のように秋の収穫、五穀豊穣を司るのはこの和御魂の力でしょうね。そしてこの和御魂が下記の2つの魂の状態に分けられる、発展すると考えられています。
  • 幸御魂(さきみたま)人を愛し幸せにする力を言います。母性みたいなものでしょうか。
  • 奇御魂(くしみたま)奇跡を起こす力、知性や物事を悟る力。父性みたいな感覚で捉えるのもありです。幸御魂と奇御魂も対になっている感じですね。

このように一霊四魂と言っても横並びではないんですね。そしてこの状態は人間も同じ、自分の中にも4つの状態があることをイメージしてみると良いでしょうね。今日はどの御魂モード?みたいな感じでwww

廣田神社さんではぜひご神水を

着々と整備が進み綺麗になって行く廣田神社さん。ご神水の付近もものすごくバージョンアップされましたよ。龍のお口から出るお水、私は毎回飲んで体内から浄化しています。六甲山脈には龍穴が多くあり、また龍そのものの姿と言われています。須磨が頭か、宝塚が頭か悩ましいところでもありますがここ廣田神社は甲山(兜の形のようにぽっこり丸いお山です)の麓。こちらが頭とするならばこのご神水は、六甲山の龍からの賜り物って感じですね。まさにこの辺が口???

この時期ならではの風景も

癸卯の大絵馬はうさぎだけあって、どこの神社も微笑ましく可愛らしいデザインですね。廣田神社さんも可愛らしいうさぎさんが描かれていますよ。皆さんも全国各地の絵馬、楽しく眺めてみてくださいね。

で、その時に大事なことは「卯」だけ記載している神社はないということ。干支は十干十二支の組み合わせ、必ず今年2023年は「癸卯」と書かれています。ある程度年齢を重ねたら干支や暦の本当の意味を理解して人生に活用してくださいね。きっと目から鱗の楽しい発見がいっぱいです。学びたい!そう感じた方は松岡紫鳳のオンラインリアル講座にご参加くださいね。