二十四節気【夏至〜げし〜】
今年は6月21日、期間としては6月21日から小暑の前日7月6日まで

夏至とは、1年でいちばん昼の時間が長い日です。

梅雨の時期でもありますが、雨の降らない日は夏らしい日も多くなりましたね!


気候としては、湿度も高くなり、浮腫んだりめまいがしたりと不調も感じやすい時期ですし、お天気の時は熱中症にもなりやすい季節になってきましたので、水分補給しながら除湿も心がけていただきたいですね。

日傘や帽子、手袋、スカーフなど紫外線対策もお忘れなく☝️


夏至の時期は、1年の折り返しとなる6月30日に「夏越しの祓(なごしのはらえ)」という神事が行われています。

6月の風物詩で半年の穢れを払い1年の後半を健やかに過ごすための厄祓いです。別名で「水無月祓」「夏越神事」「六月祓」とも呼ばれるそうです。

茅の輪と呼ばれる大きな輪っかをくぐることで厄を祓います。

今年は神社で見つけたらぜひ茅の輪くぐりで今年前半の厄祓いをしてみてくださいね😊


夏至の反対で、いちばん昼の時間が短い冬至には、「ん」のつく食べ物(なんきんやうんどん等)や小豆粥を食べるという行事食がありますが、実は夏至には、コレ!というものは無いようです。夏至の時期は田植えのシーズンだったから、という説もあります。

各地域では夏至の辺りに食べると良いもの、という食べ物があって、

大阪の半夏生タコ、京都の水無月、奈良や河内地方の半夏生餅、関東の小麦餅、愛知のいちじく田楽、福井の焼き鯖など、内容も地域もそれぞれ違うのです☝️

《豆知識》半夏生とは雑節のひとつで、雑節とは、二十四節気を3つに分けて季節の移り変わりをもう少し適格に掴むために設けられた暦日のことです。夏至から11日目から七夕までが半夏生にあたります。

「半夏生」とは、半夏という薬草が生える頃という意味があるのですが、梅雨明け間近な時期でもあるのでお米を作る農家さんにとって大切な日とされています。半夏生までに田植えを終わらせ、その後数日は休みを取って体を休める習慣があるそうですよ。

半夏生のたこ料理、最近はスーパーでも見かけるようになりましたね🐙

🍳【夏至】この季節の我が家のメニュー🍳

自家製しば漬け

冬瓜の鶏あんかけと自家製しば漬け

たこときゅうりのニンニク醤油麹あえ

あずき甘酒のゼリー


梅雨の間は体の除湿を心がけてくださいね!

あずきや冬瓜などおすすめ食材のメニューを載せてみました❣️

お茶なら、ハトムギ茶やコーン茶がおすすめです✨

冷たいものや甘いもの、油物を取りすぎちゃうの~という方は、胃腸に影響が出ないようにおすすめ食材も意識して取ってくださいね!

昨年から連載を始めたこのコラムも、今回から2年目に入ります✨これからも暮らしと体にお勧めの色んなことをアップしていきますので、よろしくお願いいたします💕

暑さと湿度の高いこの時期、デトックス薬膳パックで体をいたわってみませんか?

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発酵びとののちゃんと一緒に、デトックス薬膳パックで腸を綺麗にしてこの時節を健やかにすごしましょう😊

                              デトックス薬膳管理士 しもだけのぶこ